京都東山霊山観音ふぐ塚の前にて、京都府ふぐ組合主催第62回ふぐ供養祭が開催された。
ふぐを取り扱う料理店や京都中央市場、酒造メーカーら約80名が参列、ふぐに対する慰霊と感謝をささげた。
全国及び組合員物故者法要の後、亀井一洋理事長の祭文に始まり、
京都府、京都市の挨拶、僧侶が読経する中、次々と焼香をした。
亀井理事長は「食べ物を大切にする事は命を大切にすること。慰霊と感謝の心を忘れず、これからもふぐ中毒を起こさないよう誓う」と挨拶をした。
全国ふぐ連盟の役員も多数参列。
下関市南風泊市場にて、協同組合下関ふく連盟(原田光朗理事長)主催第77回ふぐ供養祭が開催された。
原田光朗理事長(全国ふぐ連盟常任理事)の挨拶、内閣総理大臣安倍晋三氏(秘書代理)、参議院議員林芳正氏(秘書代理)ら来賓の祝辞の後、食膳に供されたフグ族に感謝し慰霊するために全国約400人のフグ関係者らが、祭壇にまつられた「ふく殿」に霊前で焼香、合掌をした。
全国ふぐ連盟の役員も多数参列。
全国ふぐ連盟会長小須田豊氏、千葉県ふぐ連盟会長小倉秀夫氏が普及啓発消費拡大賞の表彰を受けた。
第605回内閣府食品安全委員会「佐賀県及び佐賀県内事業者が提案する養殖から提供まで管理された方法により取り扱われる養殖トラフグの肝臓」を傍聴した。
委員会の前には厚労省監視安全課を表敬訪問。意見交換を行い、当連盟として意思表明を伝えた。
佐賀県からの提案は「養殖トラフグの肝食の一部業者に対する許可の申請」である。委員会だけで諮りきれない部分は専門委員会で検討し、その内容を踏まえて厚労省が許可をするかの判断となる。
平成17年に一度却下された案件の再提出ではあるが、前回却下された際に不十分とされた「フグの毒化システムの解明」に何ら進展がなく、その検査内容も不十分であると当連盟は判断した。
前日の食品案全員会での内容を踏まえ、当連盟として強く反対の姿勢を打ち出した。
委員会で明らかにされた検査内容は「肝臓の特定部位のみの抽出検査によりその他の部位の安全性を担保する」と言うことである
しかし、未だフグの毒化システムが完全解明されていない現状の中「果たして、一部分だけの検査でその他の部位が安全であると言えるのか?否、安全ではない!」との当連盟の結論である。
記者会見で当連盟は「この検査では不十分。事故の恐れがある。」と反対の姿勢を表明した。又、「解禁による風評被害発生」「県によりフグ毒への解釈がバラつく現状」を懸念、ふぐ免許制度の全国統一化を急ぐ必要があることを多くのメディアに訴えかけた。
一般社団法人となって、第1回目(任意団体から数えて36回目)の定時総会を開催した。第六号議案の「役員改選」で、新会長に京都府ふぐ組合理事長の亀井一洋氏が就任した。
会長就任挨拶に「目標の法人化は出来たが、まだまだ課題は多い。フグの不正取扱い、中毒事故がなくならない現状に於いて、フグ免許の全国統一化が必要。皆様のご協力を頂きたい。」と述べた。
翌日7日には、築地魚市場ふぐ卸協同組合を訪問、新会長就任の挨拶と更なるご協力をお願いしました。
その足で永田町の議員会館、霞ヶ関の厚労省を訪問、新会長就任の報告とフグ食安全の為、全国統一フグ免許の実現化を訴えた。
規約改正の為、臨時総会を開催しました。
役員職の大幅な改正と同時に部会制度を設けること。
今まで、販売(ふぐ料理店等)主体の連盟でしたが、これからは生産(養殖業)流通(下関、築地等)を含め3部会制にする。
これにより、一般社団法人全国ふぐ連盟は文字通り日本を代表する連盟となります。
また、当連盟の記念日『ふぐの日』を一般社団法人全国海水養魚協会トラフグ養殖部会の11月29日である「いいふぐの日」に変更しました。
厚生労働省に訪問し、臨時総会の報告と、これからのふぐ食の安全、統一免許の実現化について、話し合いをしました。
衆議院議員伊吹文明氏(京都府ふぐ組合最高顧問)と会談。
全国統一免許について越えなければならないハードルは何かについてご指導を戴きました。
伊吹氏によれば、全国ふぐ連盟がより大きな組織になる事で、国への要望が強く伝わるとのこと。
私たちは、今以上の組織拡大が必要であると再認識しました。
衆議院議員穴見陽一氏と会談。
全国統一免許について、ご指導を戴きました。
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